プライベートオーガニックエステサロン **.:・prism・:.**

尼崎・武庫之荘にある隠れ家リラクゼーションエステ。本当の美しさを見出すお手伝いをしています。

最期を見守る医療

NHKスペシャルで、
最期の願いをかなえたい
~在宅でがんを看(み)取る~

という番組を見ました。

横浜のめぐみ在宅クリニックの小澤医師に
密着取材したものです。


ある男性は32歳で癌を患い、
余命1ヶ月と宣告されましたが
薬や放射線での治療を拒みました。

彼の両親は「どんな方法でも
助かる可能性が少しでもあるなら、
最後まで戦って欲しい」と言いました。

それでも男性は、残りの人生を、
病気と戦う事に費やすのではなく、
自分らしくいられる時間として過ごしたいと
考えていました。

ご両親は自分達より先に息子が死ぬという現実と
向き合いたくなくて、
また、どういう態度で接すればいいのか分からなくて、
一緒にいるのが辛かった、
だから、
知らないうちに息子との間に距離を置いていたのです。

医師の小澤先生は彼の抱える孤独に気づき、
なんとかご両親と息子さんとの距離を縮めようとします。

自分に何が出来るかを見つける為に、
何度も何度も診療記録を読み返している先生の姿が
印象的でした。


先生の努力と男性の歩み寄りの甲斐あって、
ご両親も次第に男性の考えを理解してくれるように
なっていったのですが、
余命宣告をされて3ヶ月と少ししてから
男性の容態は急変、そのまま息をひきとられました。


小澤先生は、
男性が亡くなってしばらくしてから
ご両親の元を訪れ、
「息子さんと出会えて本当によかった、
ありがとうございます。」
と頭を下げられました。

淡々と語られる先生の眼鏡の奥の
溢れ出る涙を見て、
この先生は医師としてではなく、
人間として患者さんたちと
向き合おうとしているのだと思いました。

ほとんどの患者さんが亡くなっていく
緩和ケアの現場で、「どう救うか」ではなく
「どう看取るか」を問い続ける医師の姿を見ていると
医療とは何か、生きるとはどういうことか
考えさせられます。


亡くなった男性のお父様が、
小澤先生に対して、
「息子は最期まで誇りを貫いて生きた」
ということを仰っていたので、
親子はしっかりと通じ合うことができたんだと
思います。


もし、ご興味のある方は、
本日2月26日の深夜0:10から
NHK総合で再放送がありますので
ご覧になってみてください。

小澤先生が行っておられる講演の概要を
ホームページで見ることができます。
ホスピスから学ぶ命の授業
私もまだ拝見していませんが、
内容が濃そうなので、
時間があるときにゆっくり読んでみたいと思います。



武庫之荘のプライベートアロマ・エステサロン relax for beauty 'prism'

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5 Comments

m☆m  

私も見ました。
とても考えさせられる番組やったね。
あの男性患者さんの服装や表情から、とても無表情な先生は色んな信号をキャッチしようとしてたね。

その人の最期を一緒に迎えるっていうのは、ただバイタルとって体を診るだけじゃなくて
その人が悔いなく人生の幕を閉じれるようにお手伝いしたり
周りの家族が疲れてしまわないように支えたりすることも必要なんよね。
それを医療人がするねんから医療人も『心』を持ってないとあかん!

私もいずれ死を迎える人のケアをさせてもらってるけど
やっぱ、まだまだこんな若僧にはできることな~んにもないって思う。。
経験積んで、人間としても医療人としても、心豊かになりたい!
そのためにも、今受け持ってる患者さんから多くのことを学ばせていただいて
常に感謝して頑張りたいです!
自分の決意表明になっちゃった!!

2008/02/26 (Tue) 19:10 | EDIT | REPLY |   

yuzuko  

すごく興味深い内容。
なんか、読んで目頭が熱くなったよ。
素敵なお医者様もいてるんやね。
今晩、録画して見てみるよ。

素敵な話とは違うんだけど・・
今、日本の医療は様々な問題を抱えてるよね。
ちょっと前に、在宅がん治療についてNHKでやってたよ。
内容は、
終末期を迎えた患者さんがベットの関係上在宅治療を余儀なく
されるのが日本の現状だそう。
でも、日本の在宅がん治療は治療と呼べるようなものではなく
、モルヒネも処方されないような状態だそう。
激痛に苦しんでいった旦那様のお話をされていた奥様が印象的だった。
最後の時を激痛に苦しみながら逝かなければならなかった男性の
気持ちを考えるととても辛い気持ちになりました。
モルヒネを処方することさえできない現実。。

産婦人科や小児科の現象も、女性としてそしていつか母親になりたい
と考えてる私にとっては凄く気になる問題。
いつ自分の身に起こることかわからないから、日々医療について
現実に起こったとき自分はどう生きたいのか・・考えておかないと
いけないんだろうね。

2008/02/26 (Tue) 19:39 | EDIT | REPLY |   

prism  

v-100m☆m
やっぱり見てたんだね。
熱~いコメントありがとう☆
番組の中に、「何もしてあげられなくて・・」と泣いている
看護師さんもいてたよね。
患者さんも一通りではなくて、いろんな考え方の人いるだろうし、
たくさん経験してたくさん感じて考えてもまだまだ足りない気がすると思う。
私のように誰からも喜ばれて自分も幸せになれる仕事は
甘いもんだな~と思った。

看取るという仕事は厳しいものだけど、
何か本当に重要な意味を持ったもののような気がします。

v-100yuzuko
モルヒネ、だめなんだね。
医療にしろ福祉にしろ教育にしろ、
日本の制度は、やっぱりどこか何かおかしい。

もう十分大人になった私達が、
問題をきちんと把握して、
しっかり考えないといけない時にきているんだろうね。

そしてyuzukoが言うとおり、
自分や自分の家族にその問題が降りかかった時にどうするのか、
日頃から話し合ったりしておかないといけないのかもしれない。

2008/02/27 (Wed) 17:40 | EDIT | REPLY |   

ゆうじ  

ステキな内容のブログやね。
タイトルで、迷わず見に来ました。
現場では、ほんっとに命のあり方について考えることが多いです。
CMで、ガンと闘うってことがいいこと。みたいなのもあるけど、それも時と場合による期がします。
病気と向き合ったり、闘うことも勇気だと思いますが、自分の余命を知りながら、治療を拒否することも、大きな勇気だと思います。
自分がどうありたいか、自分がどのように生き抜きたいのか・・・。
みんな一人ひとりが真剣に考え、身近な人と話しておくことが、とても大切なことだと思います。
こんなにいい話題を取り上げたprismに、拍手です。

2008/02/29 (Fri) 22:50 | EDIT | REPLY |   

prism  

v-100ゆうじ
コメントありがとうございます☆
きっとコメントくれると思ってました。

「余命を知りながら治療を拒否する事」、本当に勇気のいる事でしょうね。
それを決断するためには、本当に普段から
そういうことを意識して、家族とも話し合っておく事が大切なんですね。

病気や医療との付き合い方も、最近変わってきているように思います。
一人ひとりの意思を尊重できるようなシステムへと
どんどん変化していけばいいですね。

2008/03/01 (Sat) 11:00 | EDIT | REPLY |   

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