プライベートオーガニックエステサロン **.:・prism・:.**

尼崎・武庫之荘にある隠れ家リラクゼーションエステ。本当の美しさを見出すお手伝いをしています。

痙攣

1歳3ヶ月の息子。

その日は朝から発熱がありました。

熱は徐々に上がり夕方には8度を超えました。

ぐったりしていたけど
ご飯は少し食べたし
たぶん突発性湿疹だろうと思いましたので
明日もこんな調子だったら
病院に連れて行こうと思って様子をみていました。


20時頃。
抱っこしていたら
急に体を後ろに反らせて
頭上の1点を見つめ出しました。

元に戻そうとしましたが
体が硬直していて
気を失っているような感じがしました。

夫を呼んで急いで病院に連れて行くことに。

私が荷物を用意していたら
夫の腕の中で痙攣し始めました。

呼び掛けにも反応しません。

とにかく急がなきゃ。


落ち着いて、落ち着いて、えーと、母子手帳と、財布。
病院は…
救急の小児科があるのは
山幹の医療センターやけど
前みたいに待たされたらあかんし、
一刻も早く連れて行かないと…

うん。近畿中央なら大きな病院だし救急はあるはず。一番近いし。


腕の中で硬直、痙攣、焦点の定まらない目。
「瑞葵、瑞葵、大丈夫やで、
お父さんもお母さんもいるからね、がんばれ」

祈りながらよびかけ続けました。

近畿中央に着いたら
目の前の救急入口と書いたドアを
バァンと開き駆け込みました。

「すいません!!」

急に来られてビックリしてる看護師さんに
事情を説明しますが、
「ここは小児科の救急はないんです」とか
「ここは入口じゃないので急に入って来られても」とか
「いつもと違った様子なんですか?」と
反ギレで言われて、
「いつもと違わなければ
こんなとこ連れて来ないです!!」

明らかに慌てている看護師さんにイライラしつつ。

幸い小児科の先生が
残っていた為すぐに来てくださいました。


瑞葵は
ベッドに寝かせても
目はうつろでぐったりした体をピクピクと痙攣させています。

早く何とかして!
喉まで出掛けた声を押し戻し、
瑞葵にひたすら呼び掛けていました。

口では大丈夫と言いながら、
頭の中では死ぬかもしれないとの思いが
15%ぐらいありました。
お願い戻って来て!


痙攣止めの座薬を挿入。
「ぎゃあ!」と声を上げた瑞葵。
良かった、ちょっと正気が戻った。

でもまだ目はどこかにいったまま。

点滴と血液検査をします
と部屋を出されました。

瑞葵の側から離れたくない。
でも仕方ない。

ドアの前で祈ります。
足踏みが止まりません。
心臓が半分くらいの大きさにギューって縮んで、
呼吸が浅くなります。

瑞葵~お母さんはいるよ。瑞葵は強い子やから大丈夫。
瑞葵、瑞葵、瑞葵、瑞葵、瑞葵…
心の中でずっと呼び続けていました。

命に別状はないの!?
それだけでもいい、早く教えて…

救急室の中から悲痛な泣き声が聞こえていました。

側に行って手を握ってあげたい…

ものすごい苦痛な時間が流れます。


看護師さんが出てきました。
「大丈夫ですよ、
今すぐどうこうなることはありません。
検査の注射をしたので泣いています。
ご心配ですよね。
もうすぐ済みますから。」

はぁ~
その言葉にどれだけホッとしたか。

でもまだわかりません。
後遺症とか出ないとも限りません。


やっと終わって瑞葵に会えました。
いつものぐずってる瑞葵。
抱っこしたら安心したのかすぐに寝ました。

インフルエンザの検査は陰性。
血液の状態も特に問題ないとのこと。

経過観察の為入院することに。
すぐに病室に案内されました。

高熱のせいで息の荒い瑞葵。
いろいろされていっぱい泣いて
疲れたのかよく寝ています。


朝まで寝たり起きたりしながら過ごし、
日中は37度台まで下がり、
結構ぐずりながら過ごしました。

退屈なのは分かりますが、
点滴の機材など触っちゃいけないものを
触ろうとして手を伸ばし、
私がダメ~と言い、
瑞葵が泣き喚く、
を繰り返していました。

夕方からだんだん熱が上がり、寝る頃には9度台に。

ぐずるだけ前日より元気な証拠、
と言い聞かせましたが抱っこしてても
もがきぐずるばっかりで
寝かすのにとても苦労して、
やっと寝てもちょっとした物音や
私の動きで目が覚めて
ぅわ~って暴れて、
を10分おきに繰り返し
3時間ぐらいしてからようやく
少しまとめて寝てくれました。


瑞葵が6時過ぎに目を覚ましたから、
また泣くかなと思ってたら
右上に視線を向けています。

嫌な予感。

やっぱり。

体が硬直し出しました。

ピクピク。

ナースコール。

痙攣始まりましたっ!!


不思議なほど落ち着き払った動きの看護師さん。

体を横にして背中をさすっています。

私は瑞葵の手を握って繰り返します。
「瑞葵、瑞葵、大丈夫よ、
がんばろうね、お母さんいるよ、瑞葵」

目を白黒させながらピクピクしてる瑞葵。

私の声聞こえてるのかな?

口から透明な液体が出てきました。

触るとぬるっとしていたので
ヨダレだと思いました。

どんどん液体が流れ出てきて、
瑞葵の顔の下に水溜まりができました。

しばらくすると足が動き始めました。
大きく何度も強く蹴るようなしぐさ。

看護師さんは「運動出てきたね」と言いました。

詳しくは聞きませんでしたが、
きっと痙攣が終わりに近づいてるんだと思いました。

でもまだ目は泳いで
表情のない顔からは液体が流れ続けています。

「これって本当に大丈夫なの!?」

とにかく瑞葵、早く帰っておいで!

「先生すぐ来てくれるそうです。
あと30分ぐらい待ってくださいね」

戻ってきた一人の看護師が
瑞葵に痙攣止めの座薬を入れました。

瑞葵は激しく足を動かしながら
ンギャーと声を出しました。

よし、瑞葵戻ってきてる!

良かった、良かった、良かった~

しばらくピクピクした後落ち着いた様子の瑞葵。

「抱っこしていいですか?」

抱き上げて頭を撫でました。
「瑞葵~よく頑張ったね~!」

瑞葵は全然目を開けません。
意識が戻ってないのかな?
目が見えなくなったりする?

少し目を開けても右方向にしか目を向けません。
手を叩いたり気を引いてもダメ。

眠いのもあるしなーと
看護師さんが言いましたが、
あんな痙攣しといて眠くなるのかしら!?

そのうちに先生がいらっしゃって、
CTに瑞葵を連れて行きました。

CTの後は、
血液検査と髄液の検査。

腰に針を刺して骨髄から髄液を抜き取るのだそう。

処置室からはひどい泣き声が聞こえて
胸が締め付けられるようでした。

瑞葵は可哀想でしたが、
髄液の検査は
髄膜炎や脳症になっていないか確かめる為のもの。

調べてもらって異常がないことがわかり
とてもホッとしました。


単純性の痙攣は
乳幼児の10人に1人の割合で起こるそうですが、
瑞葵の場合、
痙攣していた時間が長かったのと
短期間で2回起きたので、
詳しい検査が必要だったのです。

私たちも、より重篤な病気を心配していたので
本当に安心しました。


入院して6日目。

やっと熱も下がり
普段の瑞葵らしく
遊んだりぐずったりし始めました。

最終的な血液検査でも異常がなくて
退院することができました。
少し湿疹も出ていたので
やはり突発性湿疹による発熱だったようです。


入院中は
チューブや電気コードに繋がれて
自由が利かなくて怒る瑞葵を
あの手この手でなだめることや、
小さな子が熱い体でハァハァ言っているのを
何もしてあげられず
見ていることがとても辛くて
早く治ってほしい、家に帰りたいという気持ちで
いっぱいでした。


家に帰ると息子は、
病院ではほとんど食べなかったご飯も
たくさん食べるし、
眠れなかった分を取り戻そうとしているのか
とてもよく寝るし、
遊んだり甘えたり、自由に走り回る姿が
本当に幸せそうで
心底ほっとしました。


日常の普通の暮らしができることって
本当に幸せなことだと実感しています。

同時に、
その暮らしを守ることが
家庭を持った者の責任なんだと
強く感じました。


世界中の病気の子どもたちや
住む場所を奪われて
難民生活を余儀なくされている方々のことを
思いました。


温かい気持ちを、笑顔を忘れずに。
きっとその連鎖が届くから・・



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9 Comments

さなゑ  

no subject

涙が出てきました。
みずきくんもパパもママも
元の生活に戻れてほんとうによかったです。

2011/01/31 (Mon) 10:14 | EDIT | REPLY |   

olieve  

no subject

はぁ・・・ドキドキしながら日記読んでたけど、最後は何とか日常生活を普通に送れてる様子が解って良かったぁ・・・
あたしもこれから母親になる予定やから、不安になってきた・・・。ちゃんと 守ってゆけるかな・・・

2011/01/31 (Mon) 15:51 | EDIT | REPLY |   

chisato  

no subject

おひさしぶりです。
ブログを読ませていただきて、
その時の緊張感が伝わってきました。
取り乱しそうになるけど、そこをグッと我慢!
私が同じ立場なら、取り乱してたと思います。v-12
ただただ、みずきくんが本当に元気になって良かったっと読み終わって思いました。
私も、もう少ししたらお母さんになる予定ですが、
なんだか気を引き締められる気がします。
出産が終わったらしたいことリストに、”プリズムへ行く!”って書いていますので、楽しみにしています。v-238

2011/01/31 (Mon) 16:18 | EDIT | REPLY |   

m☆m  

こんなに壮絶な出来事だったとは…怖かったやろ、辛かったやろ、泣き叫びたかったやろ…
でもやっぱり母親だな、その時その時で焦りながらも取り乱さずちゃんと考えて親として判断してる!
近畿中央に連れて行ってよかったね☆たまたま小児科の先生がいてくれたのは幸運だったし、他院に移されることなく、すぐ検査や入院もできて、みーくんの負担も軽減されたよ!
入院中も大変だったのがよく伝わる…でもこの経験で母親としてすごく強くなってるし、より家族愛が深まってるって感じます。
何よりも、みーくんが元気になって良かった♪

私も医療人として冷静な看護師さんの対応は必要だと思う。私も患者さんがてんかん発作を起こしたりするから、どんな時でも冷静でないと的確な判断ができないっていつも頭にはおいてる。でもね、言葉は冷たく静かなものにならないように心がけてる。家族は不安がいっぱいだもんね。少しでも安心できるようになぜこうなってるのかという説明や、不安を取り除ける言葉かけが必要だと改めて感じたよ。勉強になった。親友の壮絶な経験を私も無断にはしたくない!
共に乗り越えて行こうね☆

2011/01/31 (Mon) 20:23 | EDIT | REPLY |   

sho☆sho  

辛かったね
私だったら…
想像しただけで泣きそうです
ホントに元気になってくれて良かったです

priちゃんの体調はもう大丈夫かな?
疲れが長引かないように

日常のなんもない生活って
一見刺激もなくただ過ぎていく感じだけど、それがホントに一番の幸せなことで難しいことだと思います。
思春期の頃
刺激ばかり求めていた私に
母が`普通でいることの難しさと素晴らしさ`を何度も叱られながら聞かされた。
あの頃の私は耳日曜日で聞く耳が全くなかったです。
今も刺激を受けるのは大好きで興味あることだらけだけど、
普通に暮らせる生活がいかに大切かをひしひしと感じながら過ごせてます。
母の気持ちが理解できるようになって良かったです
今の生活をさせてくれてる旦那さん両家の両親&家族に感謝です

priちゃんのたくさんの愛に包まれて成長していくみっくんはほんと幸せボーイやね
幸せの輪がどこまでもどこまでも続いてくれるといいのにね

2011/02/01 (Tue) 17:41 | EDIT | REPLY |   

千琴@prism  

コメントありがとうございます!

さなゑさま

本当に帰って来られてよかったです!!
病院生活は小さい子には辛いものです。
でも家での暮らしがどれだけ幸せか
分かったのでよかったです☆


olive

強いお母様を見て育ったolieveだから
きっと大丈夫。
というか、その場になったら必死で
子どもを守る機能が働くと思います。
みんな自信なんてないんだと思うなぁ。


chisatoさま

ひとつひとつ家族で乗り越えていくことが
絆を作っていくんですね。
今回のことで実感しました。
親になった途端、
決して思い通りにはならないということを
受け入れるところから始まると思います。


m☆m

看護師さんは慣れてるから
落ち着いて動けて当たり前なんだけど、
患者側としては、キビキビと動きながら
安心できる言葉がけをしてもらえたら
とても気持ちが楽になると思ったよ。
でも入院中は看護師さんとの何気ないやり取りや
息子にかけてくれる言葉なんかで癒されたので
この役割の果たす意義は大きいな、と思った。

辛いことも乗り越えられるのは
やっぱり家族の存在が大きいね!
そして友達☆

2011/02/04 (Fri) 09:41 | EDIT | REPLY |   

千琴@prism  

コメントありがとうございます!

sho☆sho

ティンちゃんの手術のときも辛かったやろうね・・
家族の誰かが病気やケガなんかをしたら
一瞬で幸せで楽しい暮らしが一転してしまうから
本当に健康って大事やなって思う。
shoちゃんみたいに家族の健康を気遣って
食事を作るようにしたいと思いました。

普通の暮らしの大切さを教えてくれて
とってもいいお母さんやね!
「耳日曜日」にちょっと笑っちゃいました♪
子どものときは何も分かっちゃいないくせに
必死に自己中心的に今を生きていた。。
それは守られていたからなんやね。
家族を築くと分かることたくさんあります。

2011/02/04 (Fri) 10:47 | EDIT | REPLY |   

みゆき  

no subject

ちことちゃん、本当にお疲れ様。
すごくすごくほっとした気持ち解ります。
何も無くて本当に良かった!!

子育てしてるとついイライラして、
子供に発狂していた今日この頃・・・・

でも、元気でいてくれていることに感謝して、
笑顔いっぱい愛情いっぱいで娘と過ごそうと
強く思いました。

2011/02/04 (Fri) 13:50 | EDIT | REPLY |   

千琴@prism  

コメントありがとう!

みゆきさま

同じ年頃の子どもがいると他人事ではないように感じるよね。
妊娠してから無事出産できるか不安で、
産まれてからもしっかり育てられるか不安で、
1歳を過ぎてやっとひと安心した矢先の出来事で
まだまだこれからも気を緩めちゃいけないんだって
戒められた思いです。
本当にね。
元気で笑ってくれていることに感謝だね。
この笑顔を守っていかなきゃ。
親になった責任は重いです。

2011/02/07 (Mon) 18:14 | EDIT | REPLY |   

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